リフトの安全な乗り方は?
登山ガイド 田村茂樹さん:「腰ベルト、胸のベルト、それから、サイドのストラップ。後ろにもいろいろありますので、こういったものが、ちょっとした間にこうやって何かはさまっちゃうっていうのはあり得ることだと思います」

登山ガイドの田村茂樹さんに、荷物を持ってリフトに乗る際の注意点を聞きました。

記者:「バックパックを背負ったまま乗ったらダメですか?」

「ダメですね。イスの長さが限られているので、ここにこうやってそのまま座ってしまうと全然腰が深くかけられてませんよね」
安全のため、バックパックは「背負わず乗る」が基本です。

「体に背負っているときのストラップは全部外して、体から離してもらう。それから、こういうザックに付いてるストラップがだらーんとならないようにしっかり留めておいてもらうのも引っかかりを防止する上で大事だと思います」
さらに。
「多くのスキー場で推奨されているのが、前側に抱えてくださいってことですね。
ただ、単純に前に抱えてしまうと降りるときに前が全然見えなくて怖いです。
だからこう片方の肩にかけていただいて、下が見られるようにしてもらうと、リフトに乗るときは後ろを見ながら手で押さえて座れるし、降りるときもそのまま下を見て立っていけると思います」

小谷村で起きた事故では、亡くなった女性は腰のベルトをとめずに、バックパックを背負っていて、ベルトの先が座席の隙間に引っかかったとみられています。
一方で、胸のベルトはとめていたため、宙づり状態になってしまった可能性があります。

「こういう状況ですよね。これでこうなった(吊り上がった)ということですよね。片方だったら挟まって持ってかれても外れますよね。そうすると自分が引きずられるとか、宙吊りになるっていう可能性はできるだけ排除できます」
ほかにも、
■降り場に着く少し前には、身の回りの安全を確認しておく
■不慣れな場合は乗り場で係員に申告して、リフトの速度を落としてもらうか、一時止めてもらうといったことも、事故防止につながります。















