衆議院議員選挙は、次の日曜日、2月8日が投開票日です。選挙戦も残すところ1日あまり。最後の最後まで支持拡大を訴える熊本1区の候補者の様子です。
参政党・新人の山口誠太郎候補は、初めての挑戦となった去年の参院選、当選はしなかったものの、県内で20万票以上を獲得しました。
今回も党のカラーを前面に出し、選挙活動を進めます。

参政・新人 山口誠太郎 候補(36)「まだまだ参政党は非常に厳しい戦いを強いられています」
選挙序盤には、さっそく神谷宗幣 代表が熊本入りしました。
参政党 神谷宗幣 代表「まだまだ序盤で数字が少ないなと思っています。本当に選挙期間中に、もともといた支持層+アルファをどう積むかということだと思っています」
高市政権と参政党の政策には重なる部分も多いため、自民党・前職との違いをどう出すのかが課題です。
山口候補は演説で、自身が会社員で3児の父親だとアピールし、高市政権との違いを「政治経験がないからこそ、国民目線で政策を訴えられる」と強調します。
また、選挙戦前半は固定していた演説場所を、後半戦で変更し、2月5日も初めての場所でマイクを握りました。

山口候補は、より多くの人に訴えを聞いてもらうことで支持拡大を目指します。
参政・新人 山口誠太郎 候補「自民党に任せていても、何も変わらないじゃないですか。何も変えられないのであれば、かわれと。誰もやらないのであれば、俺がやる」
自民党・前職の木原稔候補は、内閣官房長官としての公務があり、選挙期間中一度も地元に戻ることができません。
そこで活用するのが、リモートでの訴えです。街頭演説では音声だけの訴えですが、候補者が“そこにいる”ようなやりとりも意識します。

自民・前職 木原稔 候補(56)「みなさんおはようございます」
そんな中、序盤の情勢が「優勢」と伝わると、木原候補に代わりマイクを握る自民党の議員たちは、支持者の緩みを懸念しました。
松村秀逸 熊本県議「『もう木原は大丈夫』と、みなさんおっしゃる。大変私は心配しております。油断。運動を1人1人、安心だけれども、そこで止めたらダメです」
さらに、友好団体には自民党県連の前川会長の名で「ラストスパートのお願い」と書かれた文書が送られてきたといいます。
文書の一部『戦況未だ不透明であり、報道やSNSの影響で大きく変化する可能性があります』
2月3日、本人不在の総決起集会には主催者発表で約1800人の支援者が参集し、ある県議は「県連が1区に1番力を入れた成果」と満足げに話しました。

自民・前職 木原稔 候補「日本列島・熊本を強く豊かに。官房長官として、私は在京ですが、日本を守ります。これからも希望溢れる地域を守っていくことを約束します」
立憲民主党と公明党による新党「中道改革連合」の新人、鎌田聡候補は、自慢の脚力をフル活用。支援者を集めるのではなく、自分で会いに行くスタイルです。

中道・新人 鎌田聡 候補(61)「車ですっと走るよりも、いろんな人に見ていただけます」
さらにその様子をSNSでライブ配信し、若者層の取り込みも意識します。
ただ、序盤の情勢は芳しいものではありませんでした。鎌田候補を支援する公明党県本部は、情勢に関する報道が出た1月29日夜に県議や熊本市議などを集めて選挙対策会議を開きました。
公明党県本部 城下広作 代表「まだ、(公明と立憲の)歯車が合っていないというか。そういうことが残念な 伸び悩んでいるのかなと」
「ギアをもう1段上げる」と話した城下代表。その言葉通り、選挙戦唯一の日曜日に開いた演説会には、公明党関係者を中心に、会場を埋めるほどの支援者が集まりました。
鎌田候補はこの勢いそのままに駆け抜けるつもりです。

中道・新人 鎌田聡 候補「政治とカネの問題。何にも手を付けない。こういった問題にしっかりと議論して、改善をしていく。そういった政治が必要なんですよ」














