「事件の時はどんな気持ちだった?」初面会で真意問うも受刑者は…

 去年12月、森田さんは中村桜洲受刑者と面会するため、収容されている刑務所へと向かいました。

 ―――どういうことを聞きたい?
 (森田悦雄さん)「謝罪をするかということ。自分の気持ち、本心から。事件当時はあんなひどいことをしたのだから、どういう気持ちでいたのかを聞きたいなと」

 約30分にわたって面会に応じた中村受刑者。直接姿を見るのは裁判以来、7年ぶりです。

 (中村桜洲受刑者)「中村桜洲と申します。10年前は本当に申し訳ございませんでした」

特集本記③(後編)息_000-000141935.jpg

 か細く消え入るような声で謝罪した中村受刑者。しかし、それ以降の質問には…

 (森田悦雄さん)「事件の時はどんな気持ちだった?」
 (中村桜洲受刑者)「…」
 (森田悦雄さん)「手紙で書いていた謝罪について、改めて聞かせてほしい」
 (中村桜洲受刑者)「…」

特集本記③(後編)息_000-000152801.jpg

 具体的な受け答えは、ありませんでした。

 都史くんの好物だったウインナーと目玉焼きを毎朝欠かさず作る森田さん。「ぜひ次回の面会では詳しく話をしたい」と都史くんに語りかけます。

 (森田悦雄さん)「次回受刑者に会うときは、精いっぱい、いろいろなことを話したい。都史くんもお父さんと一緒に頑張るで」