まもなく開幕を迎えるミラノ・コルティナオリンピック™。イタリア北部を舞台に広域分散型開催となっています。そのメリットとデメリットとは、どんなものなのでしょうか?
日本時間の7日未明に開幕するミラノ・コルティナ冬季オリンピック。競技会場がイタリア北部の4つの地域、およそ2万平方キロメートルに分散する異例の広域開催となっています。
観戦に訪れた人
「計画を立てて色んな街を見るのは楽しいかもしれません」
「移動が大変すぎるので、山での競技は一つも行かないことにしました」
近年のオリンピックでは、新たな競技施設の建設など、ひとつの都市がすべてを負担することが限界となってきています。
今回の広域分散開催は費用負担を最小限にできることがメリットの一方で、観客の移動が難しい、一体感に欠けるといったデメリットもあります。
パトリック・グラヴィナさん
「こんにちは日本!最高日本!日本頑張れ、フランス頑張れー!」
フランスからやってきたグラヴィナさん。1992年のアルベールビル大会の開会式を生で見て以来、オリンピックの虜になり、現地での観戦は今回で16大会目になります。
パトリック・グラヴィナさん
「ワクワクしています。オリンピックの魔法を現地で感じたいのです」
オリンピックの常連は「分散型開催」をどう評価するのか。
パトリック・グラヴィナさん
「山の競技会場が遠すぎます。移動5時間で日帰りができない、これは無理ですよ」
今回は費用をかけずにミラノで観戦するそうです。
そして、ミラノから一番遠い会場のあるコルティナ。一体、どれくらい遠いのか、行ってみました。
記者
「ミラノからコルティナまでおよそ400キロ離れているということで、まずはベネチアまで列車で移動します」
この日、午後6時半にミラノを出発し、経由地のベネチアへ。高速列車でおよそ2時間半。
記者
「ベネチアに着きました。コルティナにはバスで移動するんですが、きょうはバスはないということです」
翌朝、ベネチアからバスでおよそ3時間。
記者
「コルティナに着きました。軽い小旅行といった感じでした。ただ、めちゃくちゃキレイな景色が広がっています」
イタリア北東部の街コルティナ・ダンペッツォ。「ドロミテ」と呼ばれる切り立つ岩山の景観が世界遺産にもなっています。
分散開催について聞いてみると…
コルティナを訪れた人
「イタリアの美しさを世界に見せるために一つの場所ではなく、複数の場所を選んだことを嬉しく思います」
「それぞれの場所に独自の特産品や料理・伝統があります。それらを知ってもらえることは非常に良いことです」
試されるオリンピックの新しい形。それぞれの地域で、どんな盛り上がりが見られるのでしょうか。
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