「バズっているから正しい」は危険――“3つの偽"に警戒を
JNIヘッドアナリスト・竜口七彩さん
「ものによってはリポストやリプライがすべてこういった形で作られている。バズっているからといってすぐに情報に飛びつくのではなく、“作られている”ケースもあると知っておいた方がいい」
SNSと向き合う上で、偽情報には「3つの偽」があると竜口氏は警鐘を鳴らす。

▼一つ目は「コンテンツの偽」
文章の改変や、生成AIを使ったフェイク画像・動画など。
検索エンジンやAIツールでのファクトチェックが有効で、ユーザー自身で一次データを確認して、情報の正確性を見極めていくことが重要。
▼二つ目が「拡散の偽」
今回検知されたような、協調的な投稿やリポストによる“作られた拡散”。
中にはツールを使った機械的な活動もみられるため、いいね数やリポスト数に踊らされないことが重要。
▼三つ目は「文脈の偽」
例えば、過去の記事を現在の出来事であるかのように引用し、誤解を招く手法。
2023年の福島第一原発の処理水放出の際には、2012年の福島の放射線量を報じた記事を2023年に引用し、あたかも最近の放射線量と見せかけた事例があった。

JNIヘッドアナリスト・竜口七彩さん
「投稿を目にした時に、誰かに言いたくなる衝動や何かしらの不安や恐怖を感じてしまった時はかなり黄色信号。自分の感情を揺れ動かされるようなコンテンツほど、“3つの偽”を意識して情報に向き合っていただいた方がいい」

















