JAXA=宇宙航空研究開発機構は、エンジンの燃焼試験で爆発事故が発生した国産ロケット「イプシロンS」について、2026年度中に打ち上げを目指す計画を発表しました。
イプシロンSは、JAXAが前身の「イプシロン」を改良し2020年から開発を進めている次世代の国産小型ロケットです。
おととし、鹿児島県種子島で行われた2段エンジンの燃焼試験では爆発事故が発生し開発は難航していましたが、JAXAは、4日行われた文部科学省の専門部会で「2026年度中にイプシロンSの打ち上げを目指す計画」を発表しました。
爆発した新型の2段エンジンの採用をいったん見送り、信頼性の高い「従来型」のエンジンを使用する計画に変更します。新型エンジンに比べ打ち上げ能力が低く搭載できる衛星の重量は制限されますが、爆発の原因究明に時間がかかる中早期の運用開始を優先したいとしています。
また、イプシロンSの打ち上げに伴う事前の燃焼試験は、再び、種子島宇宙センターで実施する計画だということです。

種子島宇宙センターの試験場は前回の爆発事故で損傷し、現在、復旧作業が進められています。作業は今年度中に完了し、燃焼試験は、2026年度はじめを予定しています。
なお、当初、今月1日に予定されていたH3ロケット9号機の打ち上げは、8号機の失敗を受け、当面の延期を決めています。














