“食料品消費税ゼロ”に「全然喜べない」飲食店の困惑
衆院選で焦点となっている「食料品の消費税ゼロ」。実現されれば直接影響を受ける飲食店を訪ねると...

やきとり家「竜鳳」戸越銀店 佐藤 秀一オーナー
「大変ですよ。全然喜べないですよ」
こう話すのは、焼き鳥店の経営者。焼き鳥の持ち帰りは、消費税がゼロになる可能性がありますが...

やきとり家「竜鳳」戸越銀店 佐藤オーナー
「値札もそうですし、端末とかいろいろ使っていて、全部変えていかなきゃならない」
もしも、2年限定の減税となる場合は税率が戻るタイミングがさらに不安です。
やきとり家「竜鳳」戸越銀店 佐藤オーナー
「その後(値段を)戻しますって、許されるのかどうか。お客様がいるわけだから、すぐ値段を戻すことができないと考えていかないと」
店頭で弁当や総菜を販売する中華料理店では、仕入れにかかる消費税を心配します。

中国料理「百番」白井誠マネージャー
「食品だけゼロになっちゃうと、(仕入れ分の消費税を)丸々払わなきゃいけなくなっちゃいますよね」

お客さんが払う消費税がゼロになるといっても、お店が購入する資材や外注費などには、消費税がかかります。各党のいまの主張では、仕入れをする際の消費税の扱いが見通せないため、お店の資金繰りが厳しくなる可能性があるのです。
もし、食料品の消費税がゼロになった場合値段がどうなるのか尋ねると...

中国料理「百番」白井マネージャー
「気持ちとしては8%落としたいけど、実情としてはほぼ赤字かどうかぐらいのところでやっているので、(値段は)変えられない。お客さんから怒られるかもしれないけど、説明します。『苦しいんで』って。『やっと出血が止まるレベルなので、許して下さい』という感じになると思います」
止まらない物価高。加えて人件費も上がるなか、価格転嫁が難しかったお店としては、消費税が下がっても、値段を下げることは難しいと話します。
ドイツでは、コロナ禍の2020年から半年間、消費税を一時的に下げましたが、値段が変わらない商品が多数あったという調査もあります。(自民党税調勉強会資料より)
もし日本でも同じことになると、物価高対策として有効なのかどうかという疑問が残ります。














