■「事実上の利上げ」影響は?「長期の住宅ローンは借りにくくなる」と専門家
事実上の利上げに、街の人はどう思っているのか話を聞くと・・・
会社員
「ここのところ円安で食料品とかいろいろ値上がりがひどかったので、少し修正されるならいいかな」
会社員
「一番怖いのは、住宅ローンの金利が上がって支払いが増えて、なおかつ物価高も。生活に直結する部分が一番上がっていってしまうので、まずはそれに伴う給料をあげてほしい」
私たちの生活にはどのような影響があるのでしょうか。

2022年10月の消費者物価指数は40年ぶりの上昇幅に達していますが、急速な円安で進んだ輸入物価の高騰が、抑えられる可能性があります。
また、住宅ローンについては・・・
第一生命経済研究所 熊野英生 首席エコノミスト
「住宅ローンの金利は『変動で借りている人』と『長期固定で借りている人』の2通りある。長期で借りている人たちには、日本銀行が長期金利の上昇を容認することになり、影響は出てくる。『短期』ではなく『長期』のほうで借りにくくなるということは言えると思う」