中道は「公明票」見通せず…まだ新党が浸透していない?

日比キャスター:
中道の伸び悩みの背景には、どういったことが考えられるのでしょうか。

TBS報道局 選挙本部デスク 本杉美樹 記者:
鍵を握るのは、公明党支持層の“公明票”だと思っています。

JNN序盤情勢で、支持政党に公明党と答えた方の選挙区の投票先を見てみると、▼「中道」が約4割、▼「まだ決めていない」が約4割、▼「自民」が1割あまりでした。

これまでの選挙の分析でいうと、公明党支持層の方は、割と早めに投票先を決める方が多かったです。そのため「まだ決めていない」の約4割はすごく大きな数字だと思いますし、公明党を支持する方にとっては、まだ中道というものが浸透していないことを感じる結果になっています。

国際情報誌「フォーサイト」元編集長 堤伸輔さん:
公明党支持層の票がどこへ行くかが中道の結果、あるいは選挙全体の結果に大きく影響すると思います。

前回、自民党の候補と協力関係を結んで小選挙区で入れていた人間関係がどのくらい続いているのか。強い人間関係だったのか、致し方ない人間関係だったのか。それによって「まだ決めていない」の約4割がどこに投票するかが決まり、結果を大きく左右することになるでしょう。

南波雅俊キャスター:
公明票は、選挙の終盤に動きやすいものなのでしょうか。あるいは「まだ決めていない」の約4割というのは、投票日まで決め切らずにいくものなのでしょうか。

国際情報誌「フォーサイト」元編集長 堤伸輔さん:
今回はいつもに比べると決め切れない人たちが多く、だからこの結果になっているのだと思います。

ただ、公明党や、その支持母体である創価学会の全体の方針はもう決まっています。それが全体に行き渡れば割とはっきりしてくるはずなのですが、先ほど言った人間関係等もあり、まだ行き渡りきれていないのだと思います。