消費低迷・税収伸び悩み…格差拡大3つの「弊害」

 経済格差が広がると何が問題なのでしょうか?

 1つ目が「消費低迷」です。例えば100万円を10人に10万円ずつ分配した場合、その多くは(生活必需品など)消費に回されますが、仮にその100万円を富裕層の1人が独占した場合、消費に回るのは一部であり、多くは貯蓄・投資に流れます。

 2つ目は「税収の伸び悩み」です。支え手が減り、社会保障の維持が困難になるのです。

 3つ目は「教育格差」です。低所得層は教育への投資ができず、将来的に国全体の生産性が落ちることになります。

 また、社会不安が増大し、治安悪化・社会の分断につながることも、経済格差の弊害と言えるでしょう。