若手経営者が名付けた「6つ目の街」という新たな個性

この状況を打破しようと立ち上がったのが、佐世保市出身の中尾大樹さん率いる「REPORT SASEBO」です。

中尾さんは、朝市の目の前にあるホテルの経営も手掛けています。

中尾さん:
「佐世保港が見下ろせて赤崎岳とか俵ケ浦半島までコンパクトに見えるような場所になっています」
中尾さんたちは地元の賑わいを取り戻そうと9年前からイベントの開催などを通して若者視点のまちづくりを始めました。その過程でまちに新たな愛称も付けました。

中尾さん「3ヶ町があって4ヶ町があって(させぼ)5番街があって、6つ目の町っていうのを僕らで作るっていうのがもしかしたらできるかもしれないねっていうことで、『万津6区』っていう名前にしようと」

「万津6区」の愛称がつけられた万津町は、現在、340人ほどが暮らす小さな港町です。

中尾さん:
「万津6区をひとつ象徴する建物として、このブリックモール。ここは元々漬物工場だったんですけど…」

「ブリックモール」は、約70年前に建てられた建物を再生して作られました。レンガ造りの外観は残しつつ雑貨店などが入るいまどきの複合商業施設です。


中尾さんたちが活動を始めて以降、万津6区には30軒ほどの新店がオープン。20年前からここでレストランを営む男性はまちの変化を歓迎しています。


2006年にレストランを出店した西 宏二さん:
「ずいぶん明るくなりました。最初は暗い町っていうか、閑散とした(町)。どんどんお店が増えて、いろんな仲間が増えて。」














