富山県の女性が少なくとも現金約1900万円をだまし取られたとされる特殊詐欺事件で、大阪府警は20代の男3人を逮捕しました。
犯行が発覚したきっかけは、名古屋のトクリュウ「ブラックアウト」への捜査からでした。
大阪府警が1月28日、詐欺の疑いで逮捕したのは、詐欺グループの▽手配役・吉田潤平容疑者(25)と、▽見張り役・山崎友也容疑者(26)、 ▽金の受け取り役・宮田恋容疑者(22)の男3人です。
府警によると吉田容疑者らは、去年7月から10月にかけ、富山県在住の女性(当時70代)から、現金約1900万円をだまし取った疑いがもたれています。
警察官や検察官を装う電話
今回の事件の経緯はこうです。
去年7月、女性の自宅の固定電話に、何らかの業者を名乗る男から「あなたの電話から迷惑メールが出されています。あなた名義で契約された携帯電話が悪用されている。警察に被害届を出してください」と電話が入りました。
その後、女性は兵庫県警の「前澤」を名乗る男から、「マネーロンダリングの罪に関与している疑いがあります。あなたの捜査をしなければならないので、これから出す指示に従ってください。従わない場合は、あなたや家族の命の保証はできません。捜査の必要性から、電話で話した内容は家族にも秘密にする必要があります。今後の連絡はSNSで行います」などと言われ、名前や生年月日、口座情報などを教えてしまったということです。
さらに女性は、「ホウサキ検事」を名乗る男から、SNSのビデオ通話でニセの逮捕状を見せられ「資産調査のために銀行口座を見せてください。調べ終われば返します」と金銭を要求されたということです。
女性は銀行口座から現金を引き出し、指定された住所に宅配便で送るなどしたということで、だまし取られた総額は約4000万円にのぼるとみられています。














