■大臣が辞めるのは、いつ?

選挙が終わった後の特別国会で、内閣は「総辞職」します(憲法第70条)。その後、新総理の指名が行われ、新しい内閣が発足するという手続きになるのです。

これでようやくバトンタッチ完了です。つまり解散から選挙を経て、新しい総理が決まるまでの期間、国務大臣は「大臣」としての仕事を並行して行うのです。

○「議員」ではないのに「大臣」でいいの?

日本の議院内閣制では、大臣の過半数は国会議員でなければならないとされています。しかし解散によって「国会議員」ではなくなったとしても、「次の総理が決まるまでの暫定期間」に限っては、議員でなくても大臣としての権限を持ち続けることができます。

国会議員として国務大臣になったのに、暫定措置として国会議員でなくなっても大臣ではいられるのです。ちょっと不思議ですが、国家の停滞を避ける意味では重要な仕組みと言えます。