解散から投開票まで、わずか16日間。高市内閣が発足して初の国政選挙となる衆議院選挙が27日に公示されました。「政権選択選挙」としても位置づけられ、物価高を踏まえた経済対策や子育て支援、安全保障なども争点となっています。

【鹿児島4区】

鹿児島4区に立候補したのは
▼参政党新人で福祉施設職員の桐原郁生さん(57)
▼国民民主党新人で元会社社長の中村寿さん(59)
▼社民党新人で鹿児島大学教授の伊藤周平さん(65)
▼自民党前職で9期目を目指す森山裕さん(80)
の4人です。

【候補者の第一声】

桐原郁生 候補 参政・新
「社会保障が前提ではない。財源があっての社会保障。どのようなすばらしいボディをたてても、エンジンが小さくてはどうしようもない。だから財政をしっかり立て直し、その上で社会保障をはかる。そういう考え方に戻そうではないか。私は税制を守ろうとはしない。必要があれば税制は考えていく。しかしながら一番守らないといけないのは国民の皆さんではないか。消費税を守る前に国民を守りましょう。一人ひとりがつながる日本。そのつながった票がほしい」

中村寿 候補 国民・新
「皆さんが本当に必要なのは政治の安定ではなく、暮らしの安定、生活の安定、そして収入の安定。国民民主党は生活者の目線に立って皆さんの生活を大事に思い、少しでも手取りを増やして生活を豊かにする。そういう政策実現政党。将来の日本、鹿児島、ここに希望が持てるそういう社会にしたい。頑張った人が頑張った分だけ報われる社会、そういう社会を私は目指したい」

伊藤周平 候補 社民・新
「税金は社会保障にかけるべき。若い人も今本当に苦しい中で、正社員になっても競争社会の中で精神疾患を理由とする労災認定過去最多。若い人も高齢者もみんな大変。そういったみんなの暮らしや何かあったときの生活を支えるのが社会保障。このような政治をやめさせたい。そしてきちんとみんなの暮らしや社会保障のためにお金を使うような政治に転換したい」

森山裕 候補 自民・前(8)
「消費税をなくすのであれば今行われている社会保障を維持するため、今行われている地方交付税の財源とするために、どこから予算をもってくるのか並行して国民に信を問わなければいけない。コメの生産コストが高いのは農家の責任ではない。これは政治の責任。農業維新の時と申し上げてもいい」

4区は自民党の要職を務めてきたベテランの森山さんに、新人3人が挑む戦いとなります。

▼参政党の桐原さんは沖永良部島出身です。国政選挙への立候補は初めてで、SNSなども活用しながら無党派層の開拓も視野に支持の拡大を目指しています。

▼国民民主党の中村さんは志布志市出身です。東京で会社を経営した後、初めての国政選挙です。「与党でも新党でもない独自路線」を強調し、初の議席獲得を目指します。

▼社民党の伊藤さんは山口県出身です。旧労働省などでの勤務後、現在は鹿児島大学の教授です。比例票の獲得も目指しながら、党の存続を懸けた戦いとなります。

▼自民党の森山さんは鹿屋市出身です。党の要職を担ってきたベテランで、保守層を中心に組織票の取りまとめを図り、知名度を生かした戦いで9期目の当選を目指します。

これまで大差で勝利を重ねてきた森山さんの牙城を、桐原さん、中村さん、伊藤さんが崩せるのかがポイントとなりそうです。