お値段から世の中の動きを読み解いていくコーナー「きょうのお値段」。きょうは、手作りの「ベーコントマトスープ」1食164円です。

■手作りで1食164円!手軽に節約できる「ジャー活」

出水麻衣キャスター:
きょうのように冷え込むと、スープが恋しくなりますよね。今回はスーパーのカット野菜などを使い、切らずにできる簡単なスープを「スープジャー」を使って作りました。

日常的に「ジャー」を使うことを「ジャー活」と言うそうです。

SNSにも多くの投稿がありました。40代のまぁこさんによると「前日の残り物でラク。毎日のことなので『ちりつも』でかなり節約になる」ということです。

コンビニエンスストアなどで売られているスープを買うと、300~500円くらいのコストがかかりますから、「ジャー活」は理にかなっているような気がしますね。

慶應義塾大学教授 教育経済学者 中室牧子さん:
私も前日にお鍋をしたとき、余ったカット野菜などを翌日のごはんにそのまま使い回すことがあります。意識しないと野菜を食べない生活になってしまうので、それも「ジャー活」でカバーすることができていいなと思います。

高柳光希キャスター:
私はコンビニエンスストアで買ってしまいます。でも1食164円の「ベーコントマトスープ」を見てしまうと、絶対そっちの方がお得ですよね。

■スープジャーは調理器具にも 保温調理でランチもホカホカ 

出水麻衣キャスター:
「ジャー活」の普及で、ジャー自体の売り上げも伸びていて、ハンズ新宿店では現在、約50種類を2000~4500円の価格で販売しています。

実は、スープジャーはただ入れるだけではなく、「調理器具」としても使っている人が多いといいます。

スープジャーの保温機能の温度の変化を表したグラフでは、スープを入れたての頃は100℃近い温度が、6時間経っても約60℃を保てるそうです。(サーモス300mLのスープジャーの場合)

なので、朝に作っておけば、ランチで食べるときもホカホカの状態でいただけるということです。

サーモスの担当者によると「高い保温力があるので、具材に熱を通す『保温調理』もできる」ということです。

今回、番組では生の野菜を使ってスープジャーでスープを作りました。コツとしては、保温力をアップするために「使用前に熱湯を入れ、5分以上おく」と良いということです。

その中に生の野菜を入れて、さらに熱湯や顆粒だしなどを入れておくと、お昼には具材が柔らかくなり、スープが出来上がっているということです。

■スープのトレンドは「単品でもお腹いっぱいになれる“ガッツリ系”」

出水キャスター:
最近、スープの専門店も多くなりましたが、今、どんなスープが流行っているのでしょうか。

東京・港区にある「ベリーベリースープ 田町駅前店」によると、一番人気のスープは「チーズフォンデュバーグシチュー 780円(348kcal)」。スープの中に、ハンバーグがまるごと入っています。

他にも「1/2日分の野菜がとれるポトフ 780円(322kcal)」も人気だということで、渡辺洋一店長は「単品でもお腹いっぱいになれるようなスープです」と話していました。

スープだけでお腹いっぱいになるスープが今、人気だということです。

慶應義塾大学教授 教育経済学者 中室牧子さん:
ランチは時間がないので、すべてひとつの器に入っているというのはすごく魅力的ですね。

出水キャスター:
スープだけだと物足りず、「がっつり食べたい」という男性陣の要望も満たしてくれそうですよね。

高柳キャスター:
もうそれだけでお米を食べられますし、コスパもよければタイパもいいですね。

■1時間待つだけ!スープジャーで「おかゆ」も作れる

出水キャスター:
さらに、1食でガッツリ食べたい、炭水化物を食べたような満足感を得たいという人は、スープジャーを使って、おかゆも作れます。

【スープジャーでおかゆを作る方法】(エビとザーサイの中華粥)
▼「冷ごはん」を入れる
▼熱湯を入れて数回振り、水気を切る
▼ザーサイなど、具材を入れる
▼熱湯を注いで混ぜる
▼フタをして1時間後…完成

これがなぜ人気かというと、フタを開けた時に、朝入れた具材がどんなふうに仕上がっているのか、それを見るのが幸せだということです。

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<プロフィール>

中室牧子さん
慶應義塾大学教授 教育経済学者
教育をデータで分析
著書「科学的根拠で子育て