北海道旭川市でいじめを受けていた女子中学生が自殺し、遺族が旭川市に約1億1500万円の損害賠償を求めていた裁判で、市が7000万円を支払う内容の和解案を旭川地裁が示したことが分かりました。

凍死した廣瀬廣瀬爽彩さん(当時中学2年)遺族提供

2021年、旭川市内の公園で当時中学2年の廣瀬爽彩さんが凍死しているのが見つかり、旭川市の再調査委員会がいじめと自殺との因果関係を認めました。

これを受けて遺族側は2025年2月、「学校と市教委はいじめの認知を徹底して回避した」などとして旭川市におよそ1億1500万円の損害賠償を求め、訴えを起こしました。

遺族側と市は2025年6月に初弁論を行った後、非公開の弁論準備手続きを複数回行ってきましたが、関係者によりますと旭川地裁は26日、旭川市が7000万円を支払う内容の和解案を示したということです。

再調査委員会から報告を受け取る今津市長(2024年9月)

和解案の提示を受け、旭川市の今津寛介市長は「この度、いじめの重大事態に係る損害賠償請求訴訟につきまして、裁判所から和解案が提示されました。真摯に受け止めて対応してまいります」とコメントを発表しています。