「移民当局が店舗に…」パトロールに密着

ソマリア系移民がモスクに行くのを見守るオブザーバー(=左)

オブザーバーはどんな思いで活動しているのか。パトロールに同行させてもらいました。
ソマリア系の移民が多く住むエリアを車で走っていると、着信が。

オブザーバーのアメリカ人(電話)
「移民当局が店をノックしていたみたい。まだ近くにいるかも」

移民当局が店舗に現れたとの情報が。事実確認をした後、周辺の住民に警戒するようメッセージを送信したうえ、近くにいるボランティアに巡回してもらうといいます。

雪が舞う中、商業施設やモスクの前に立ち続けているオブザーバーの姿も。大学生の若者から81歳の人まで、ほとんどが白人のボランティアです。
ソマリア系移民のほとんどがイスラム教徒です。移民たちが安心してモスクに行けるよう、オブザーバーたちはお祈りの時間に合わせて立っているといいます。

そんなオブザーバーに対し、移民たちはすれ違うたびにお礼を言ったり、ソマリアの伝統的な温かいミルクティー“ソマリティー”を渡したりする姿がみられました。

一方、政権は抗議デモの参加者やオブザーバーを「扇動者」と批判。移民当局の活動を邪魔すれば、厳しく取り締まる方針を示しています。