信頼で築き上げたチーム“フォルティウス”

高橋さん:
スポンサーがなくなってしまったりとかその後大変なこともありましたけれども原動力って何でした?

近江谷選手:
やっぱり自分たちって『カーリングが好きなんだな』とか、この競技を通して自分の人生もどんどんどんどんアップデートしていけるっていう中で、たとえすごい過酷な道を選んだとしても、それでもやる価値があるっていうふうに思って続けることができたっていう感じです。

高橋さん:
この“フォルティウス”というチームは、一言で言うとどんなチームですか。

近江谷選手:
一言で表すのが難しいぐらい本当にいろんなことがあったんですけど、今の“フォルティウス”って言ったら本当に信頼関係でここまで来れたなと思っています。スポンサーの方だったりだとか、本当にみんな一緒になってチームになってるなっていう感覚がすごくあって、やっぱり信じてくれてる人たちがいるから自分たちをもう一度信じることもできるしっていうことで、本当にお互いにお互いを支え合いながら作ってもらったチームだなっていうふうに思ってます。

高橋さん:
このチームの強さだったり、武器は何だと感じますか。

小谷選手:
それぞれが信頼してるのはもちろんなんですけど、誰が出てもどのポジションになってもちゃんと一定の成果を出せるっていうのが、自分たちの強みかなと思います。

高橋さん:
産休でスキップの吉村紗也香さんがいらっしゃらない時はスキップもやりましたけど、その経験は活きてますか。

小谷選手:
戦術の理解っていうところに対しても、その1年があったからこそ、何かこう、新しい視点だったりとか新しい知識っていうのを、たくさん得られたので、すごく役に立ってます。

高橋さん:
小林選手はリザーブ(フィフス)という本当に大切な役割を担うことになりますが、どんな気持ちで、どんな役割だというふうに感じてますか。

小林選手:
大きな舞台になればなるほど、何が起こるかわからないというのがあるので、いつどんな状況になっても、チームが強い状態でいられるように私は万全の準備でベストパフォーマンスを出したいなと思って準備しています。

高橋さん:
前日の夜からずっと氷の状態や、石の状態を見ていかなければいけない小林さんはどんな存在ですか。

近江谷選手:
試合に出てる選手よりもやることが多かったり、活動時間が長いポジションで本当に大変だと思います。でもその中で活動量が多い中でもいざ自分が選手として出るとなったら選手と同じような体の状態で心の状態でっていうのを準備しなきゃいけないということで、それができているので、本当に努力もそうですし、これまで培ってきた経験だったりだとか元々持ってる器用さだったりだとか、そういうところも全部発揮できてるなっていうふうに思います。

高橋さん:
五輪世界最終予選では大活躍をしました。出ることによって、またリザーブへの思いだったりが変わりますか。

小林選手:
私が出るっていうことは、チームにとっては本来は望むべき状態ではないかもしれないんですけど、そうなったら、その場面で絶対に勝つっていう気持ちで常にやっていきます。