データで見る長崎県の「ひとり負け」懸念
熊本が「売上急増・利益横ばい」という課題に直面しているのに対し、長崎県のデータはより深刻な課題を示唆しています。九州・沖縄8県の中での長崎県の位置づけを見てみましょう。
【九州・沖縄エリア(8県)別 中小企業業績比較(平均値)】
売上高規模:
長崎県の中小企業の平均売上高は4億6655万円で、これは九州・沖縄8県の中で最下位です(トップの福岡県は9億6724万円、熊本県は6億1168万円)。
売上成長率(5年前比):
九州全体が14.91%増、熊本が25.55%増と伸びる中、長崎県は7.45%増にとどまりました。これも九州・沖縄内で最も低い成長率です。
収益性(純利益・利益率):
平均純利益は930万円で、これも九州・沖縄内で唯一の1000万円割れ(最下位)となりました。売上高純利益率においても1.99%と、九州内で唯一2%を切る結果となりました。
これは全国47都道府県の利益率ランキングで見ても、山形県(1.17%)、岩手県(1.81%)に次ぐワースト3位の低水準であり、全国平均(3.46%)と比較しても約1.5ポイントの大きな開きがあるなど、長崎県の収益性が全国的にも極めて厳しい状況にあることが浮き彫りになっています。














