上野博文さん



森友さんは当時の状況を「発見に5日かかった。普通だったら、もう本当にこっちに戻って来れないような時間の長さが経っていて、目は開いてるんだけども、全然、瞳孔が動かないんですよ」と話します。

上野博文さん



続けて「友人のドクターから『上野さんに聞こえてると思って、ずっと話しかけてみてください。それが一番大事なことだ』というアドバイスをもらっていて、病室に行ってめちゃくちゃデカい声で話しかけて、30分ぐらいいろんな話をして、最後いろんなメンバーや仲間たちの思いとかも伝え始めた時に、上野の目から涙が流れたんです」と当時を振り返りました。

上野博文さん/森友嵐士さん



退院後の上野さんに、メンバーが「本当にやりたいこと」を尋ねた際、上野さんは「ライブ」とひと言、答えたといいます。

上野博文さん/森友嵐士さん



上野さんは「腕が動かないと思うんですけど、それでもやりたかったんで」と言うと、森友さんは「僕も声を失った時間が14年間あって、他のことならできるものは色々あったんですよね。でも自分の中の真ん中の一番大事なものが歌というもので、この音楽というものが生きる一番の理由になっている。だから上野の言う言葉も理解はできた」と共感を示しました。

上野博文さん



その後、上野さんの頑張る姿を見て、森友さんは、新たな曲を作ることを決意したといいます。

上野博文さん/森友嵐士さん




森友さんは「上野を応援しているじゃないですか俺たちって。頑張れという力も時間も惜しみなくという気持ちがもちろんあるし。でも上野が頑張る姿、この景色って俺たちにも莫大な力をくれるわけですよ。励ますという力は一方通行じゃなくて、相互にエネルギーを回していってまた周りをも巻き込む、すごいポジティブなスパイラルの力を持つ」と説明。

上野博文さん/森友嵐士さん/五味孝氏さん



そんな上野さんのことを歌にした新曲「Re:I」が完成したのです。

上野博文さん/森友嵐士さん


上野博文さん/森友嵐士さん



しかし、上野さんにはさらなる困難が襲いかかります。2025年7月に肺がん ステージ4と診断。