福島第一原発の事故以来、運転を停止している東京電力の柏崎刈羽原発。
20日、14年ぶりの再稼働を予定していましたが、その目前で不具合が発生し、見送られることになりました。一体、何が起きたのでしょうか?
警報ならず…「設定ミス」30年ほど前から

山形純菜キャスター:
新潟県にある柏崎刈羽原発は、2011年の東日本大震災が発生した翌年から定期検査のため運転を停止していました。
地元の同意を得て、再稼働に向けて動き出していましたが、1月17日に「制御棒の試験」で不具合が発生。20日に予定されていた再稼働が見送りとなりました。

そもそも「制御棒」とは、原子炉内に出し入れすることで、核分裂反応の速度を調整するものです。制御棒を挿入することで、核分裂反応を抑え、停止させるという役割も持つ重要な装置です。
今回問題があった柏崎刈羽原発の6号機には、制御棒が205本あり、基本的に2本ずつのペアになっているということです。
東電の説明によると、再稼働にむけた試験で、1本の制御棒を引き抜くと、ペアになっている制御棒は引き抜くことができるといいます。
一方で、ペア以外の制御棒を引き抜こうとすると、本来は警報が鳴るはずですが、今回の試験では警報が作動しなかったといいます。
原因は設定のミスで、営業運転開始の1996年から30年ほど続いていたことがわかりました。














