山はどう変わった?

──山はどう変わったのでしょうか。

(東洋産業 大野竜徳さん)

「かつての貝殻山は、植生が密な場所もあり、ハイキングコースがあっても、そこから一歩外れると進むのが難しい場所も多くありました。

火災があった場所は、火災から間もなくは多くの植生が失われ、焼けた植物の灰が舞い上がり、歩くだけで激しい砂ぼこりが立つ状態でしたが、時間の経過とともに灰は落ち着き、ずいぶん歩きやすくなっていました。

現在は、表面が炭化した立木が点在し、岩肌や地面が広く露出した、どこか荒涼とした景色が広がっています。

場所によっては、以前では考えられなかったほど、うっかりすると道を外れてしまうくらいの見通しの良さも感じられます」