市街地への出没が相次いでいるクマ対策の一環として、宮城県石巻市が、クマよけスプレーを搭載したドローンを活用することになり、19日にデモンストレーションを行なって実用性を確かめました。

デモンストレーションでは、クマよけスプレーを搭載するドローンを開発した東京のメーカーの担当者が、宮城県石巻市に貸し出す機体を操作し、スプレーをクマに見立てた目標に噴射しました。

2025年度、石巻市では1月15日までに、クマの目撃情報が87件あり、2024年度の12件を大きく上回っています。

こうした事態を受け、市街地にクマが現れた場合、市は、普段の業務でドローンを活用する地元の測量会社に出動を要請、遠隔操作によるドローンで唐辛子の成分を含むクマが嫌うスプレーを噴射し、人間の生活圏外に追い払う想定です。

齋藤正美石巻市長:
「ドローンでクマスプレーを噴射することでクマはすぐに逃げていくと思うので、非常に効果があると思っている」

活用に当たり、石巻市は19日に協力する2社と協定を結びました。クマよけスプレーを搭載したドローンの協定締結は、全国で初めてだということです。