「孤独死防ぐ」震災2年の課題

石川県ではいまも1万8000人以上が、仮設住宅での生活を余儀なくされている。輪島市は最も多い約6000人にのぼる。

輪島市 坂口茂市長
「仮設住宅のまま、まだ多くの方々がおられることに関しては、非常に申し訳ないなと思っていますけど。復旧が遅いという、私もその都度その都度最善を尽くしてきたつもりですが、遅いと思っています。忸怩たる思いもあります」

輪島市には2025年4月、交流スペース、通称、コミセンが開設された。仮設住宅で暮らす被災者を、元気づけるイベントを定期的に開催している。

ケアマネージャーの資格を持つ細川貴子さん。市の委託を受け、仮設住宅に暮らす高齢者を一人一人見回っている。

JOCA災害支援チーム 細川貴子さん
「一番取り組んでいるのが、孤独死を防ごうというので、私たちは訪問させていただいています」

高齢者は一人暮らしが多い。「コミセンの集まりに来ませんか」と声をかけてまわる。

この女性は自宅を失い、一人で閉じこもりがちになっていた。

細川さんが講師役になって、思い思いのメイクを楽しむイベント。声かけをしたあの女性も、にぎわいに誘われるように姿を見せた。

JOCA災害支援チーム 細川さん
「おいでおいで、ここから入る?」

仮設住宅から出てきた女性
「ちょっと見るだけでも、見てこようかと思って」