2年間行方不明 兄を捜す思い
久子さんはこれまで、兄のことを語る気持ちにはなれなかった。2年経っても行方不明のままであることだけは知ってほしいと、初めてカメラの前で語った。

久子さん
「何か言葉に表せないくらい、見ただけで涙出るというか、本当に信じられんね。とにかく何か一つでもいいから見つかって欲しいなと、そういう思いですよね」
茂雄さんは子どもの頃から妹を気遣う、穏やかで優しい性格だったという。
久子さん
「一緒にあけび採りとか、何回かありますけど。病院に行った帰りも、よく一緒に買い物したりして帰ったし。ふっと目が覚めると、『どこにいるんやろう』とか、そういうことを考えて。夜中1時でも2時でも目が覚めると思い出して。1回だけ夢見て、『あんたどこにおったん』と言うと、それが洞穴みたいなところに、夢に出てきたんですよ。『なんやこんなとこにおったん』」
山本恵里伽キャスター
「大晦日に足を運んだのは、なぜですか?」

久子さん
「もう2年経ったということで、どうしているのかなって。一人寂しくいるよりは、一人でも多くにぎやかな方がいいと思います。早く見つかってほしいという願いだけですね」
故郷を離れる決断を、迫られている人もいる。

















