「宿泊税」透明性をもった使い道を

出水キャスター:
オーバーツーリズム解消のために宿泊税の導入を検討する自治体がある一方、鳴子温泉の旅館の方に話を聞くと「(宿泊税300円の徴収は)4人家族が宿泊した場合、1200円の負担増になってしまうので、『値上げ』と捉えられてしまうのではないか」という心配の声もありました。

スポーツ心理学者(博士) 田中ウルヴェ京さん:
導入の理由が地方自治体によって違いますよね。だからこそ導入したことで「誰の何の利益になるのか」ということを自治体が具体例を示すことはすごく大事だと思います。

例えば「観光客にはこんなメリット、宿泊施設にはこんなメリット、さらに近隣住民の方にもこんなメリットのために使います」という具体的な事例があると、「自分にとっても得なんだ、だから導入するんだ」というふうに理解してもらうと、説明もしやすくなるので、そういったことが細かくあるといいですよね。

出水キャスター:
重要なのは、使い道と効果をどれだけ透明性を持って皆さんにお伝えできるかだと思います。

宮城県によると徴収した宿泊税は▼インバウンド対策として県内のバス路線などを外国人観光客のための地図アプリに反映したり、▼仙台の宿泊客を空港から県内各地へツアーバスを整備するために活用する予定だということです。