鹿児島県西之表市・馬毛島で自衛隊基地建設が始まって、きょう1月12日で3年です。安全保障を巡る環境が急激に変化する中、基地へと変わる島の今を、元島民や漁師は複雑な思いで見つめています。

種子島の西12キロ、馬毛島へ向かう漁船。基地建設に反対する西之表市の住民ら12人です。

自衛隊基地建設が始まって3年。島は造成が進み、姿を変えつつあります。

工事用のクレーンがいくつも並ぶ中、建てられたばかりの管制塔も見えます。

(西之表市の漁師・濱田純男さん)「もう涙。悲しくて悲しくて」

国は、漁師らが権利を持つ土地「入会地」を残し、島のほとんどを買収しています。しかし、入会地に入るには手前の国有地を通る必要があります。

「私の入会地がそこにあるんだけど、そこにも行けないのはめちゃくちゃ」

防衛省は「安全確保のため、日程を調整させてほしい」として、立ち入りを許可しませんでした。