5年生存率は約50%?「骨卒中」とは?

 高齢者の命に関わる「骨卒中」。正式な病名ではありませんが、その重篤性を伝えるために作られた造語です。

 骨卒中の定義は次の2つです。
 ▼高齢者の骨折
 ▼骨折の部位は背骨あるいは大腿骨近位部(股関節に近い部分)
 ※骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2025年版より

4骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2025年版より/大腿骨近位.jpg

 大腿骨近位部を骨折したあとの生存率は次のとおり。
 ▼1年  81%
 ▼2年  67%
 ▼5年  49%
 ▼10年 26%
 ※骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2025年版より

 5年で約半数が亡くなってしまうのです。がん・脳卒中の5年生存率が6〜7割程度であることを考えても、かなり高い数字であることが分かります。