皆さんが使っているパソコンに関するニュースです。パソコンに内蔵されるメモリーなどといった部品の値上がりが続いています。

値上がりは今後も続くとの予想もありパソコンの価格にも影響が出ています。

ドスパラ仙台店・趙宇店長:
「こちらがメモリというパーツです」

メモリーはパソコンにデータを保存、処理するためのパーツです。
仙台市宮城野区にあるパソコン専門店「ドスパラ仙台店」では一般的なパソコンに使われる8GBのメモリーが、2025年11月上旬は3980円でしたが2026年1月から2万2800円と約5倍に値上がりしています。

また、ゲーム用や動画編集などに適した32GBのメモリーは2025年夏頃は1万5700円でしたが、2026年1月は8万3800円とこちらも大幅に値上がりしています。

ドスパラ仙台店の運営会社・永井正樹社長:
「ここ3か月くらいの間、特に12月から顕著に(価格が)上がっている。大体3か月前に比べると3倍を超える水準くらいになっている」

佐藤綾香・記者:
「こちらのパソコン専門店では、1日1人につき4枚までと、メモリの購入数が制限されています」

メモリーなどが高騰した理由には世界的なAIブームが背景にあります。AI向けの高性能メモリーの需要が増えているため、一般のパソコン向けの供給が減少し価格が高騰しているのです。

客:
「高いですね。前より20~30%高くなっている。困っちゃいますね」
客:
「(価格が)倍になっても買いはするけど、3倍になったらちょっと考える」

ドスパラ仙台店の運営会社は、メモリーの値上がりにより今後もパソコン価格が上昇すると予想しています。

また、春の入学シーズンなどでパソコンが品薄になる可能性があるため注意してほしいと話しています。ICT分野の市場調査コンサルティング会社「MM総研」によりますと、国内のパソコンの平均出荷単価は2021年度以降、上昇を続けています。2025年度の下期は12万3000円と過去5年で最も高くなりました。

2026年度の上期は11万4000円とやや下がりましたが、これは、子どもたちに学習用端末を整備する国のGIGAスクール構想で端末が増加したことによる影響でこれを除くと平均単価は上がり続けています。
MM総研は「パソコンやスマートフォン向けのメモリーなどの需要が逼迫していて今年はパソコン価格がさらに10%以上、上昇することも予想される」と分析しています。