鳥取県米子市の皆生温泉で源泉の配湯などを手掛ける皆生温泉観光が、官民ファンドの支援を受けることが正式に決まりました。地域経済活性化に欠かせない存在として、持続可能な温泉地づくりの取り組みを加速させます。

1921年に設立された皆生温泉観光は、旅館や病院などに源泉を供給する他、日帰り温泉やホテルなどを運営しています。

コロナ禍明けの業績は改善傾向の一方、旅館の倒産や廃業などで供給先が減少。

老朽化した配湯管の更新費用の確保などのため、取引銀行とともに地域経済活性化支援機構・REVICに支援を求めていました。

REVICは、皆生温泉観光が、皆生温泉全体の事業継続に唯一無二の役割を担ってきたなどとして支援を決定。

2025年9月に締結した「産官金の連携協定」に基づき、配湯管の更新や料金の見直し、収益力改善など、持続可能な温泉地づくりに取り組みます。

配湯管については、全長7キロのうち、2キロについて更新予定で、早ければ2026年の夏に着工し、5年以内での完了を目指すということです。