1月10日の110番の日を前に、南三陸町の小学校で出前教室が開かれ、児童が警察官に教わりながら通報を体験しました。

「皆さんが110番通報すると、仙台市にある警察本部の通信指令室につながります」
南三陸町の戸倉小学校で開かれた110番教室には全校児童57人が参加しました。はじめに南三陸警察署の署員が110番の仕組みを説明しました。

その後、児童の代表が110番通報の訓練に臨みました。刃物を持った不審者をみつけ通報するという想定です。

南三陸警察署の署員:「110番です。事故ですか事件ですか」
児童:「事件です」
南三陸警察署の署員:「どんな事件ですか」
児童:「戸倉小の校門にナイフをもった男がいます」
南三陸警察署の署員:「男の人は何人いますか」
児童:「一人です」
南三陸警察署の署員:「何歳ぐらいですか」
児童:「30代前後です」
南三陸警察署の署員:「わかりました」
通報をもとにかけつけた警察官に不審者は取り押さえられました。

1月8日は警察官の装備品や制服なども用意され児童たちは興味津々な様子でした。
参加児童:
「盾や制服を着て警察官の気持ちになって色々勉強が出来て良かった」
参加児童:
「110番通報する時に不審者の服装や身長をしっかり言わないといけないと思った」

宮城県警察は毎年1月10日の110番の日に合わせ各地で出前教室やイベントを企画し110番の適切な利用を呼びかけています。
宮城県内で2025年の間に寄せられた110番通報についてまとめました。
宮城県警察によりますと、県内では、2025年の間に約15万件の110番通報があり、2024年よりも3000件ほど増加しています。

このうち、緊急性のない要望や相談が1万4000件、いたずらが1万8000件でした。いたずらのなかには、無言電話や酒に酔った人からの電話も含まれていて、こうした電話を繰り返すと罪に問われる場合があります。

2022年には、約440回にわたって無言電話などの110番通報を繰り返したとして、偽計業務妨害の疑いで逮捕者が出ています。


宮城県警察は、緊急でない場合には警察相談電話「#9110」を活用するなど、110番の適切な利用を呼びかけています。














