NHK党の立花孝志被告に名誉を傷つけられたなどとして、兵庫県議が損害賠償を求める訴えを起こしました。

 NHK党党首の立花孝志被告(58)は、選挙の街頭演説などで元兵庫県議の竹内英明さんの名誉を傷つけた罪などで去年11月に起訴されました。被害を訴えているのは、竹内さんだけではありません。

 (立花孝志被告)「出てこい!奥谷」「ちょっとチャイムだけ鳴らしとこか」

 おととし11月に行われた兵庫県知事選で、立花被告は奥谷謙一県議の自宅兼事務所前で拡声器を使って演説。また、奥谷県議が斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを調査する百条委員会で委員長を務めていた際、斎藤知事を告発する文書を作った元県民局長の「私的な情報を知っていながら隠ぺいしている」と演説したなどとして、立花被告は威力業務妨害などの疑いで書類送検されましたが、神戸地検は去年12月、嫌疑不十分として不起訴処分としました。

 奥谷県議は1月7日、処分を不服として検察審査会に審査を申し立てました。

 (奥谷謙一兵庫県議)「選挙は決して炎上ビジネスや話題作りの場ではなく、政策や理念をもとに有権者と誠実に向き合うべき民主主義の根幹であると思う。誹謗中傷、事実無根の情報を拡散する行為は、民主主義を踏みにじるものであると考えております。こういった点を私は強く社会に訴えていきたい」

 奥谷県議はさらに、立花被告の演説での発言について、「全くの虚偽で、動画が41万回も再生され誹謗中傷が収束していない」などとして、立花被告とNHK党を相手取り1100万円の損害賠償を求める訴えを起こしました。