鳥取県と島根県で最大震度5強を観測した6日の地震。水源地の水道用水が濁り、断水となった鳥取県南部町では、7日朝から給水が始まる一方、始業式の予定だった中学校の中には、授業が再開できなかった学校もあり、地震の余波が続いています。
南部町では、震度5弱を観測し、民家の屋根瓦が崩れるなどの被害が発生した他、水源地の水に濁りが確認されたため水道を断水。
地震による揺れが続く中、不安な一夜を過ごした町民は・・・
町民の男性「妻の方が、昨日の夜も余震があってなかなか眠れないということがあり、僕が起きて娘たちを庇うようなことをしていたんですが、妻が不安で仕事に影響しないか心配です。」
入江直樹記者「午前7時の鳥取県南部町です。次々と水を受け取りに来る人が来ています。」
町によると、6日ヨルからの断水は、およそ1100戸、町の人口の30%にあたる3000人ほどに影響があるということです。
このため、町内の4か所で給水が始まりました。
町民の男性「今後、(断水の解消が)どの位の目途なのか聞いていないので、いつまでこの状況が続くか心配です。」
一方、こちらの男性は・・・
記者「このタンクは?」町民の男性「西部地震の時に使った分です。処分しようと思っていた今年、こんなことになってしまった。処分せずに持っていてよかった。」
男性の自宅を訪ねると・・・
風呂場にて…町民の男性「こんな状態です。」記者「この水は?」町民の男性「洗濯とかトイレとか(に使うため)ですね。」
2000年10月の鳥取県西部地震を体験したというこの男性。「水の大切さがよく分かった」と話し、水道が完全に断水するまでの間に、タンクには飲料用などとして。風呂場の浴槽には、洗濯やトイレ用に水を確保したということです。
また、断水からの復旧の目途はたっていない状況のため、洗い物などを少なくしたいとも話していました。
南部町 陶山清孝町長「最新(サンプル)がこれでして、きょうの昼12時。微細な粒子ですけれども、これが水道水の中に含まれています。これを供給するわけにはならない」
7日、南部町の陶山町長は、水の濁りについて、水源地の地下に溜まっていた泥が地震の揺れで混入したのが原因としました。
そして、鳥取県西部地震では復旧まで1週間かかったと話し、それよりは濁りが薄いと説明しました。
そして、この断水の影響は、3学期のスタートも送らせました。
南部中学校 影本純校長「見てわかるのはこの柱なんですけど、結構ひび割れがはっきりと中の方まで見えます。」
南部中学校は、7日、3学期の始業式を行う予定でしたが、地震の影響で休校としました。
体育館のダメージは、致命的なものではなく、休校は断水による影響が大きいということです。
南部中学校 影本純校長「給食の提供ができない。トイレの使用が不便で手洗いできないなど、衛生的な生活に制限がかかり学校で生活するのが厳しい。」
学校は、町や教育委員会などと対応を協議し、給水などを受けることで、8日に学校を1日遅れで再開させることになりました。
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