育ち方の方が大事かな」

実際に、丙午の迷信が気になるか、街の人は――

40代
「子どもきてくれただけでうれしい、授かりものなので、気にしないかなと思います」

記者「丙午は聞いたことある?」
10代「ない。(迷信は)あまり信じないかな」

30代
「同じ仕事している方はことし丙午の女性」
記者「迷信を感じる場面は?」
30代
「いやまったく、とても優しい方なので、全然そんなふうには思わない。生まれた後の育ち方の方が大事なのかなという時代なのかな」

70代
「丙午で女性が強いというのはいまだに言われているんでしょうかね。だって、たくさん生まれる中でみんな気が強いって、想像できない」

「丙午の迷信は気にならない」という人が大多数でした。

昭和の丙午と同様の現象は起きないとみる吉川教授は「丙午の迷信」から学ぶべき教訓があるといいます。

大阪大学人間科学研究科 吉川徹教授
「世の中で言われているような表面的な理解で間違った発言をすると、それは“マタハラ”の行動になる。発言する人は十分理解してほしい」

丙午の迷信が示すのは、迷信そのものではなく、それを受け止めた当時の社会状況でした。SNSが普及し情報が広がりやすい令和の時代だからこそ、背景を正しく理解することが大切です。