「不安」「家族と疎遠」アドバイス受け生活保護を申請

女性のアドバイスに従って、谷本容疑者は生活保護を申請していた。申請書には「生活に困窮していて、この先食べていけるか不安です」「家族とも疎遠です」と記されていた。申請したのは簡易宿舎のあった浪速区役所だったが、「自宅のある此花区で申請するよう」断られたという。その後、此花区に戻り、申請したとみられているが、最終的に生活保護の受給には至らなかったようだ。

そして4年後、重大事件を起こした。メモには「ジッポに火がつくか確認する」「果物ナイフを必ず持っていく」。そして、自転車にガソリンを積み、クリニックに向かったとみられる。