初のマラソンで激走・そして日本学生新記録

【画像⑪】沿道で朝日選手を応援する然選手ら

2月27日、小雪が舞う大阪でレースが行われた。黒田選手は、フルマラソンでも時計をつけなかった。序盤は大集団の後方で落ち着いてレースを進める。
12キロ過ぎには、地元岡山から駆け付けた親戚らと、弟の然選手に軽く手を挙げて合図する余裕も見せた。30キロ過ぎでは先頭を引っ張る時間もあった。
しかし、30キロ以上は「未知」だという黒田選手。34キロ過ぎで先頭から離される。
それでも、激しい向かい風の中、驚異の粘りで再び先頭へ。
若林選手の学生記録を2秒更新する2時間6分5秒の6位でレースを終えた。

(黒田朝日選手)
「(マラソンは)もう走りたくないです(笑)きつかったんで…」

レース後、そう話し笑顔を見せた黒田選手。

【画像⑫】「もう走りたくない」と笑顔

(黒田朝日選手)
「もう後半は本当、無我夢中だったんですけど、何とかいい記録と順位で走り切れてよかったと思います。今回すごく自信になるレースになったので、しっかり今年1年に繋げていけるように頑張りたいと思います。」