「むしろあんまり走りたくなかった」初のフルマラソン

箱根駅伝前、黒田選手が年明け2月(2025年2月)に大阪で初のフルマラソンを走るという情報が飛び込んできた。以前は「マラソンには興味がない」と話していた黒田選手。どういうことなのか聞いてみた。

(記者)
「マラソンって興味ありましたっけ…?」
(黒田朝日選手)
「むしろあんまり走りたくはなかったです(笑)」
(記者)
「距離が長いのが嫌なんですか?」
(黒田朝日選手)
「長いのも嫌です。(笑)走ったことがないのでわからないんですけど、ハーフマラソンとかも長いんで…得意不得意だけではないんですけど、あんまり何本も走りたいレースではないというのもあったので。ハーフよりも長いのか…ちょっと嫌だなみたいな」

【画像⑩】最初はマラソンを走りたくなかったと語る黒田選手

高校では3000メートル障害で活躍し、大学でもトラックや駅伝がメインだったため、最初はマラソンのイメージはなかったという。それではなぜマラソンを走ることに決めたのかというと…

(黒田朝日選手)
「監督にかなり熱を持って説得されたので(笑)」

もともと、月間走行距離は学内でもあまり多いほうではない黒田選手だったが、箱根を終えてからは30キロほどの長い距離にも取り組んだ。そして、2月2日の「別府大分毎日マラソン」では先輩の若林宏樹選手が2時間6分7秒の日本学生新記録を樹立。大阪マラソンのおよそ10日前、大分合宿中の黒田選手に意気込みを聞くと、前向きな言葉が返ってきた。

(黒田朝日選手)
「若林さんはさすがだなって思いましたね。(自分も)やっぱりやるしかない、頑張らなきゃなと思いました。練習はできているんで、学生記録を目安に走れたらいいのかなと思います」