一方、コメの値段について、流通に詳しい新潟大学の伊藤亮司助教は、こう指摘します。

「どこまで下がるかは分からないけど、下がる気配は業界としては織り込み始めている」
ただし…
「かつてのような5キロ精米2000円に戻るというのは、基本はありえないと思っていただかないと」
値下がりの鍵を握るのが、6月時点での民間の在庫量です。

【新潟大学 伊藤亮司 助教】
「その時点で民間在庫はやばいとなったら、とにかく毎日、スーパーで投げ売りというかセールをやって、1000円引くからみんな買ってといろんな産地が少しでも古米にならないように、(秋の新米出回りまで)残り3か月で売り切るための仕掛けが始まる可能性もある」
長期的には5キロ4000円を割り、3000円台のどこかで落ち着くと予想されるそうです。














