【新潟大学 箕口秀夫 名誉教授】
「クマの重要なエサと言われているブナの冬芽、すごく膨らんだ大きな冬芽を付けている木がほとんど」

膨らんだ冬芽が多いと、ブナの実は豊作になる可能性が高いそうです。
【新潟大学 箕口秀夫 名誉教授】
「(来年の)秋については今年ほど大量出没の程度がひどいということはないのではないかと予想はされているんですが、ただ1点。ブナは豊作の翌年は必ず凶作になりますので、来年、クマの状況が少し落ち着くかもしれませんが、落ち着いている間に再来年に起きそうな大量出没に向けて、みんなで十分準備をしておくことが必要になります」

抜本的なクマ対策を社会全体で考えなければいけない、そんな1年になりそうです。














