血糖値をビューンと上げる…お正月のメインお餅

また、高田医師が正月の食事で最も注意してほしいと話すのが、メインになりがちな「お餅」です。

餅の原料である「もち米」は、白米よりも糖質やカロリーが高いのが特徴です。

高田内科・糖尿病クリニック 高田裕之医師
「年明けのクリニックでは血糖値の上がった患者さんが増える。その一番の理由がお餅。とにかく餅に注意」

お正月は一回の食事で2個、3個とお餅を食べる人も少なくありません。

さらに砂糖しょうゆ、あんこ、きな粉などをつけることで、糖分や塩分が一気に増えてしまいます。

高田内科・糖尿病クリニック 高田裕之医師
「お餅は炭水化物で、糖質と同じグループの食べ物。血糖値を一気に“ビューン”と上げてしまう。切り餅1個は約50グラムで、カロリーは約120キロカロリー。これはご飯茶碗半分くらいに相当する。つまり、2個食べると、もうご飯茶碗1杯分。3個以上になると、それ以上ということ。さらに、お餅にあんこやきな粉、山芋など甘いものをつけると、糖質や炭水化物がさらに増えるので、そこも問題」