27日は大雪・暴風に警戒 年末年始の天気のポイント
気象庁は26日夕方、暴風雪や大雪に関する全般気象情報を発表しました。北日本や東日本では、27日にかけて激しい雪や風に厳重な警戒が必要です。
年末年始の天気は、29日は高気圧が移動してきますが、30日には前線が通過し、天気が崩れる所があるでしょう。
大晦日の31日から元日にかけては、再び冬型の気圧配置が強まる見込みです。北日本から西日本の日本海側では雪や雨が降り、寒さが厳しくなるでしょう。
【27日~1月1日までの雪・雨シミュレーション】、【1月6日までの雨・風シミュレーション】、【年末から1月11日までの全47都道府県の天気予報】は画像で掲載しています。
<27日にかけての大雪・暴風雪>
現在、日本付近は強い冬型の気圧配置となっており、上空には非常に強い寒気が流れ込んでいます 。
このため、日本海側を中心に雪が強まっています。 あす27日夕方までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、
▼東北地方 70センチ
▼北海道地方 50センチ
▼北陸地方40センチ
▼関東甲信や中国地方でも15センチとなっています。
東日本では大雪による交通障害に警戒し、北日本ではあすにかけて大雪や暴風雪に警戒してください。
<風と波の警戒>
風も強く、北日本や北陸などでは台風並みの最大瞬間風速30メートルの暴風が予想されています。猛ふぶきによる視界不良に注意が必要です。 海は大しけとなっており、東北、北陸、近畿地方では波の高さが6メートルに達する見込みです。
<年末年始の週間予報>
続いて、年末年始の天気です。 強い冬型の気圧配置はあす27日には西から緩み始めますが、北日本では寒気の影響が続くでしょう。 29日は高気圧が移動してきますが、30日には前線が通過し、天気が崩れる所があるでしょう 。

大晦日の31日から元日にかけては、再び冬型の気圧配置が強まる見込みです 。北日本から西日本の日本海側では雪や雨が降り、寒さが厳しくなるでしょう。
一方、太平洋側では晴れる日が多い見込みです 。
【向こう1週間のポイント】
・12月29日(月):高気圧が移動し、冬型はいったん緩みます 。
・12月30日(火):前線が通過するため、天気は下り坂です 。
・12月31日(水)〜1月1日(木・元日):再び「冬型の気圧配置」となります
・日本海側:雪や雨が降る日が多いでしょう 。
・太平洋側:晴れる日が多い予想です 。初日の出のチャンスがありそうです。
帰省ラッシュと天気の崩れが重なる可能性があります。最新の気象情報と交通情報を確認してください。
【27日~1月1日までの雪・雨シミュレーション】、【1月6日までの雨・風シミュレーション】、【年末から1月11日までの全47都道府県の天気予報】は画像で掲載しています。














