大阪・関西万博の“レガシー”をどう継承するのかなどを議論する国の「成果検証委員会」が初会合を開きました。

 25日都内で初めて開かれたのは、大阪・関西万博についての「成果検証委員会」です。
 座長は博覧会協会の十倉雅和会長が務め、大阪府の吉村知事なども参加。最大370億円と見込まれる運営費の黒字分の活用策や“レガシー”継承のあり方などが議論されたほか、万博の経済波及効果が約3.6兆円にのぼるとの試算も示されました。

 (大阪府・吉村洋文知事)
 「今回の万博本当に多くの人に参加していただいて、非常に大きな意義があったと思います。それを次世代に残していくための会議だと思います」

 委員会は、今後2か月に1回程度開かれる予定です。