マサフミの死「体から真っ赤な血がどんどん流れて…あいつがどんどん軽くなって…冷たくなって…白くなって…」

水谷さんが嘘をつき、追い返してわずか4時間後の翌日午前2時、マサフミは自宅近くの公園で仲間2人とシンナーを吸い、フラフラになってダンプカーに飛び込んだ。
即死だった。

病院の処置室で、水谷さんはマサフミの体を抱いて洗った。

水谷修さん(夜回り先生)
「あいつの体からありとあらゆるものが真っ赤な血がどんどんどんどんどんどん流れてって、あいつがこの手の中でどんどん軽くなって、どんどん冷たくなって、どんどん白くなって」

頭を潰されていたマサフミの顔を、水谷さんは医師や看護師と一緒に形を整え、包帯を巻いて母親に会わせた。