福岡県北九州市にある子供用の遊具施設で、「子供を助けようと」保護者がけがをする事例が相次いでいたことが分かりました。
事故があったのは、北九州市若松区のグリーンパークにある「すり鉢状遊具」です。
遊具は6歳から12歳の子供が対象で、すり鉢状の遊具内を走りながら駆け上がるものです。
北九州市によりますと、今年1月、この遊具に入った5歳の幼児が遊具内から出られなくなったため、保護者の40代男性が助けに入ったところ、足の骨を折るけがをしたということです。
また30代の女性も、遊具から出られなくなった自分の子ども(3歳~4歳とみられる)を助けようとした際に、足首をひねるけがをしたということです。
この事故は、けが人が相次いだ皿倉山山頂にある滑り台の問題を受け市が他の施設での調査を始めたところ発覚したということです。
市は今後、他に同様の事案がないか調べる予定です。














