本物の拳銃と同様の発射機能があるとして、県警が回収を呼びかけている中国製のおもちゃの拳銃。回収期間は残り1週間ですが、鹿児島県内にはまだ100丁あまりが流通しているとみられています。

県警が回収を呼びかけているのは、中国製のおもちゃの拳銃「リアルギミックミニリボルバー」です。
去年から全国でおよそ1万6000丁が流通していて、今年7月に警察庁が「本物の拳銃と同様の発射機能を有している」として、回収を呼びかけていました。
プラスチック製の弾などが付いていますが、本物と同様の発射機能があり、仮に実弾を装填した場合に人を殺傷する危険があるということです。
県内では去年12月以降、ゲームセンターの景品としておよそ150丁が提供されていて、警察にはこれまでに29丁が届け出されていますが、まだ100丁余りが流通しているとみられています。これまでに事件や事故は確認されていません。
回収期間は今年の12月31日までで、来年以降、所持していると銃刀法違反の罪に問われるおそれがあり、県警は最寄りの警察署などへの届け出を呼びかけています。














