日本維新の会・吉村洋文代表が「ひるおび」に生出演。
議員定数削減、社会保険料の引き下げなどについて話す中、消費減税に関しても言及しました。

コメンテーター 眞鍋 かをり:
消費減税に関してはやる気はありますか?

日本維新の会 吉村洋文代表:
僕ね、消費減税は食料品の消費税ゼロをやるべきだと思う。
今物価が上がって、何の物価が上がってるかをよく見たら、食料品とエネルギーなんです。一番大きいのは食料品。
エネルギーについてはガソリンの減税、ディーゼルの減税、電気・ガスの支援策というのをやりました。
でも、食料品について、本質的に僕は消費税をゼロにするべきだと思う。

高市総理も11月11日の衆院予算委員会で、自由に使える5兆円の高級財源があれば何に使うかという問いに対し、
「自民党に怒られるかもしれませんけど、今だったら食料品の消費税、軽減税率。これをずっとゼロにするとか」と答えています。

日本維新の会 吉村洋文代表:
本音ではちょっとわかりませんが、こういうふうにおっしゃるところもあると考えたときに、やはり物価が上がっているのは食料品なんだから、そこの食料品の消費税をゼロにしませんかと。
これに必要な財源は5兆円なんです。
もちろん消費税を全部減税した方がいいという考え方もあります。消費税を一律5%減税した方がいいという考え方もあります。でも5%減税すると、必要な財源は15兆円です。
国の今の税収は80兆円です。食料品ゼロは5兆円なんですね。
そう考えたときに、例えば高級な腕時計や車を買うときにそれも全部減税ですかというと、僕はやっぱりそれは違うんじゃないかと。
社会保障の財源になっているのも事実なんですよ。だから僕は社会保障の全体費用を減らさないといけないと言っているんですが、財源になっているのも事実という中で、食料品の消費税ゼロということを、僕は絶対やりたいなと思ってます。

(ひるおび 2025年12月25日放送より)