しかし近年は一等米と二等米の価格差が縮まるなか、当社は二等米の取扱比率が高く、利益が低下していました。

また、県外大手の食品ディスカウント店の進出が相次ぎ、得意先への納入量が減少。価格競争の激化もあって2023年9月期の年売上高は約7億円にまで落ち込み、赤字計上を余儀なくされました。

倉庫などの設備資金、在庫負担に伴う有利子負債に加え、近時の米価上昇により資金繰りが悪化して支えきれなくなり、2024年11月30日に事業を停止していました。

イメージ

負債は2023年9月期末時点で約6億5400万円とみられます。