年の瀬を迎え、宮城県石巻市の北上地区では、年末年始に帰省した人や観光客などを出迎えるジャンボサイズの門松が、12月25日設置されました。

門松が設置されたのは、宮城県石巻市の新北上大橋に近い国道398号沿いです。12月25日は、地元の建設会社の社員ら約20人が作業に当たりました。

震災の津波被害を免れた地元特産のヨシが使われ、高さは約4メートルのジャンボサイズです。竹の周りには松や梅も飾り付けられ、縁起の良い「松竹梅」をあしらいました。

石巻観光協会・横山 宗一・副会長:
「風光明媚な北上の冬の風物詩、ヨシ原が黄金色に染まる時期を眺め、(古里に)戻って来たなという思いを感じてほしい」

このジャンボ門松は、年末年始に帰省する人や観光客を出迎えようと、地元の観光協会が1997年から設置しています。年明けの1月8日まで北上地区の玄関口を彩ります。