2025年9月、宮城県栗原市議会の議場で規則に違反して、帽子を脱がず議長らから出ていくよう求められたにも関わらず、傍聴席を離れなかったとして逮捕された男性について、仙台地方検察庁は12月25日付で不起訴としました。
不起訴となったのは、宮城県栗原市鶯沢に住む無職の77歳の男性です。男性は2025年9月、栗原市議会の規則に従わず、ハンチング帽をかぶって議会を傍聴していて、議長らが帽子を脱ぐか議場を出るよう何度も注意しましたが、約40分間、居座ったとして建造物不退去の疑いで逮捕されていました。
仙台地検古川支部は、男性を12月25日付けで不起訴としました。
理由については「諸般の事情を考慮し公訴を提起しない処分とした」と説明しています。














