「放置された根本的な疑問に火をつけられた」

移民政策に詳しい東大大学院 高谷幸准教授
「人口が減少して、労働者も足りなくなって移民を受け入れる必要があるときに、『この人たちは移民じゃないんです。私達はそういう移民政策は取らない』でも特定技能の形で受け入れを拡大してきた。(外国人受け入れの)不満を静めてきたが根本的な疑問は解決されないまま、放置されてきたのが、むしろそこに火をつけられた」

デマや誤情報によって増幅される、外国人への差別や偏見。

高谷准教授は、国や自治体が根拠に基づく情報を発信し、受け取る側も内容を吟味することが大切だと指摘しています。